#31 HIIT? タバタ プロトコル?
HIITとは「High-Intensity Interval Training」(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)の略
タバタ プロトコルは?
TABATA PROTOCOL あるいは TABATA INTERVAL TRAININGという名前で海外ではよく名前がつけられています。
実はこのタバタ プロトコル ”タバタ”の名前通り日本が発祥のトレーニング方法なんです。
なにがすごいの?
①週に2回のタバタ式を行うだけで糖代謝が改善された。
②主観的な疲労感が減った。
③ミトコンドリアが増えた(若年層49% 老年層69%)
※簡単にいうと細胞が若返る。 ということだったんです。
4分間という短い時間の運動を体が記憶している。
タバタ プロトコルを行うことでGLUT4というタンパク質が活性
GLUT4はグルコースを体内に運ぶ役割をしている細胞ですが、中程度の運動を長い時間よりも短時間の高強度トレーニングの方が効果が高かったそうです。
それもそのGLUT4そしてPGC-1α(下記で説明)が活発化しているのは24時間
その間に糖代謝がスムーズに行われ、身体のなかではエネルギーが効率よく使用されることになります。
引用:タバタ式トレーニング扶桑者
PGC-1αというタンパク質は運動で活性化することがわかっており、遺伝子の転写を制御すること、またミトコンドリアを活性化する役割があるということがわかっております。
タバタ プロトコルは日本発祥のトレーニング方法ですが、実際にブームになったのは海外のフィットネス文化の強い国で発達してきました。
そのため、実際の田畑先生が論文から出している内容とは違うことが取りざたされることも多いらしく 誤解されて情報が発信されているんだそうな
以下 誤解について
〇 「タバタ プロトコル」はやせる?
脂肪燃焼効果を謳う週刊誌も多く、大げさに痩せるととらえてしまう人も多いらしい
ですが、田畑先生いわく 「タバタは短時間で済むトレーニングなので脂肪燃焼しますと言えるほどのエビデンスはない」とのこと。 あくまでも最大酸素摂取量を高めて身体能力を高める
〇「私、タバタ何回もやりました!!」
タバタプロトコルの基本は4分間の間に「疲労困憊で動けなくなる」という明確なトレーニング目標があるため、しばしば、見られる「何回もやったよ」というトレーニング自体がトレーニングの効果を100%引き出し切れていない可能性があるという見方をしています。
トレーニングのやり方は?
田畑氏の研究によると
高強度の運動20秒と休息10秒×6~7セット
という組み合わせが最もトレーニング効率が高かった!!
終わったあとは疲労困憊で立てなくなるくらい!! ←これを目安に運動をしていくといいのかなと思います。
まとめると(ここでは一般的人が実生活で使うことを目的としています。)
●週に3回ほどタバタ プロトコル(HIIT)を行うと身体のアンチエイジングに効く!
●疲れにくい体になる!
というところだと思います。
ではではー!