♯36 オートファジーについて
オートファジーについて書きます。
オートファジー 日本語で言うと自食作用なんですが、自分を食べるということなんですね。
よくアニメ トリコにでてくるトリコの鬼のようなやつですね
人間は1日に細胞を何個も入れ替えて生活しているそうです。だから身体の構成成分であるところのタンパク質をたくさんとりましょう。
というわけなんですが、生まれ変わる過程で不良品がたまにでるらしいんですよ。そのまま出荷すると体にはマイナスの影響がでてしまうのでその不良品をリサイクルしたりして、うまく身体の中で利用できるような仕組みというのを進化させてきたようなんです。
人体600万年史 ダニエル E リーバーマン
この本の中でも語られるように人類の歴史というのは上手く食物を得ることができない。(正確に言えば保存が困難)なために飢餓状態、ということが長かったんですね。
その飢餓をうまく乗り越えるために効率よく食物からのエネルギーを再利用するために生まれたオートファジー
壊れたタンパク質をリサイクルすることはもちろん、細胞自体も寿命を延ばし、エネルギーの生産工場が生まれ変わるのだそうな
そうです ミトコンドリアも新しくなるんです。
ミトコンドリア=エネルギーの生産工場→オートファジー(工場リフォーム)→生産量UP
どうやったら オートファジーの状態 になるの?
それは 飢餓状態 を作ること
14時間~16時間以上の断食を行うことなんです。
なのでお腹をすかせることがとても大切なんです。
かくいう私もそれを知ってからというもの夜ご飯は21時までに済ませ、次の日の朝は何も食べず、次のお昼13時から14時くらいにご飯を食べるということを行っております。
これなら朝抜くだけで結構な時間は寝てるので精神的にも楽
1食分抜くということでカロリー制限にもなり、(30%ほど制限すると寿命が延びるという研究がある)ということなので
毎日これを繰り返し行っていくと積み重なっていったときには周りの同年代と一歩差をつけられるのではw (ニヤリ)
と思っております。
実際ここ最近オートファジーの研究が行われどのような仕組みなのかがわかりつつあり、オートファジーの60%が解明されたとのこと
2016年 東京工業大学 大隅先生がオートファジーの研究でノーベル賞をもらっているんです。(詳しく知りたい方は以下からどうぞ)
以下リンク
http://www.ohsumilab.aro.iri.titech.ac.jp/index.html
ではまたー