♯41 海外から見た日本食
日本って長寿国って言われているけど、日本食が健康寿命伸ばしているよねーというのは有名ですね。
その中でも海外の人からみた”これ食べてるか”健康なんじゃない?TOP10”がでていたので書いときます。
WHOの過去20年の調査の中で健康という項目において、20年連続で1位を取り続けています。
しかも、日本人の活動量(消費エネルギー)はそれほど多いわけではないらしく、アメリカと比べると25%ほど低いんだそうです。
そんな改めてすごい日本食を見ていきたいと思います。
第一位 みそ
タンパク質の含有量もよく、癌を防いだり、コレステロールを減らし、免疫システムを向上することもあるんだそうな
大豆なくして日本食は語れないといっても過言ではないほど、日本の食を支えている食材ですね。さらに言えば発酵していることがさらに体に良いとのこと。
第二位 刺身
島国日本という特殊な土地柄の日本だからこそできる料理ですね。日本食が有名になってきた今だからこそ、取り上げられる食文化のひとつとなりました。オメガ3が含まれていることや以前紹介した AGEs も気にしなくていいのでやはり、海外からも注目される日本食になりました。
第三位 海藻
こちらも海外では食べない食材だとおもいます。低カロリーな上にミネラルを豊富に含んでいる食材です。
ですが、個人的には野菜高騰したときの緊急避難的な野菜という認識が最近強く、とても便利な野菜だなーと感じております。ひじき、わかめ、昆布など乾物として売られているので買いだめしておいて水で戻す、残りは根菜類などを細かくきってサラダにするなどとても便利だなーと思います。
第四位 納豆
言うまでもなく日本の伝統食である納豆です。発酵させることによる栄養価の向上はとんでもないもんです。ビタミンDも取ることができどの年代の方にも必要な栄養素を補ってくれる頼もしい食材です。
第五位 しいたけ
血管系のつまりや血管の強化に寄与するエリタデニンという成分を含む日本のスタンダードなきのこです。ビタミンDも豊富な食材として有名ですね
さらに最近では干し椎茸にするとビタミンDが8倍に増えるということがわかっているありがたい食材であります。
第六位 豆腐
ここでまたしても大豆食品が入ります。畑のお肉 お豆腐 個人的にはあまりおすすめはしませんが、(というのもPFCのバランス的に脂質が結構多いため)日本を代表する食品ですね。大豆のイソフラボンなどが女性から人気かもしれませんね。
第七位 緑茶
以外にも7位に緑茶がくることに驚きました。そもそも発祥は中国というところがあるからでしょうか。それでもEGCG(没食子酸エピガロカテキンガレート)というポリフェノールのなかでも最強といっても過言ではない。スーパーフードのひとつでしょう。気軽に飲みもとして摂取できるところもかなり強いですね。
第八位 そば
GI値が低い食品として摂取されている方も多いかも知れませんね。もちろん食べておいしいので揚げ物を食べるならぜひ大盛りでもこちらを食べてほしいというところではあります。ルチンというポリフェノール成分が血管にいい影響を与えるようで、昔から”細く長く”と縁起をかついで食べられてきた歴史もあります。
第九位 枝豆
ビールのおともとして食べられることの多い枝豆が第9位となりました。ほとんどの項目にでてくる”大豆”もはや日本は大豆に支えられていますね。
この枝豆意外だったのがオルニチンという成分がしじみの数倍も含まれているそうで、「だからお酒との相性だったのか」と納得させられました。
第十位 こんにゃく
こちらも低カロリーな食材ですね。食物繊維もたくさん含んでいます。ただし、注意していただきたいのはこのこんにゃくに含まれる食物繊維は”不溶性食物繊維”ということなんです。不溶性食物繊維は食べ過ぎると逆に便秘の原因となりますので、適量を食べることがよろしいかとおもいます。
と以上10位までを見てきました。
まとめ
・ほとんどの食品は”大豆である”または大豆を発酵した発酵食品
・WHOの調査20年間で1位というとてつもない偉業は食品の栄養素(特にポリフェノール)にありそうである。
・主要なたんぱく質源が”生の魚”という点はAGEsの観点やオメガ3脂肪酸を有している点で他の国と比べ圧倒的
ということが言えそうであります。
まだまだ、和食を掘り下げていくとこの連続20年間という素晴らしい成果の内側を見れそうな気がしているので今後も少しずつ食品の栄養についても触れていこうかなぁと思っています。
ではまたー