♯47 脳の働きに影響するかも?な成分
脳の働きに寄与するかもな成分についてです。
脳にいいものは体にもいい!というのは最近よく言われていることでして、もちろん逆を返せば体にいいものは脳にもいい!ということになります。
そのなかでもこんな成分が特に脳に必要かもね というものを調べたのでまとめておきたいと思います。
脳に必要な3つの栄養
脳には、脳内の細胞を保護する血液脳関門と呼ばれる特別なメカニズムがあります。その主な機能としては毒素や不健康な物質が脳内に侵入することをブロックする作用があります。ただし、一部の毒素やフリーラジカルは血液脳関門に侵入してしまうのでその中和剤として脳にとっての酸化防止剤が必要になるというわけです。
ニューロンが別のニューロンに情報を転送すると、脳内の情報が渡されます。特にそのやり取りの中ではアセチルコリンなどの神経伝達物質が関与して化学反応を起こすことで記憶すること、集中すること、という人間がタスクに注意をむけるためのエネルギーを作り出しているというわけです。
脳燃料
各細胞には、ミトコンドリアというエネルギー工場が存在します。このミトコンドリアは脳細胞が活動するのに必要なエネルギーを作り出してくれていて、間接的ではありますが、ミトコンドリアが元気でないと脳の燃料が少なくなり、脳の活動が低下することになります。
各栄養素を補うために必要なものが以下にまとめました。
細胞膜および神経伝達物質の受容体の構成要素となる物質 記憶力を強化し、学習を促進、警戒と注意を高め、精神的鋭敏、気分のコントロールなどに寄与します。
アルツハイマー病の進行を遅らせ、脳神経の若返りにも効果が期待される。
ALCは認知力、集中力、記憶力など
ジメチルアミノエタノール(DMAE)
コリンに化学構造が似ている。アセチルコリンの前駆体
アルファリポ酸は身体のいたるところにある細胞で、グルタチオンの形成を増加させるそうです。(グルタチオンはとても抗酸化作用の強い物質です。)
ロディオラ・ロゼア
ロディオラ・ロゼアはアダプトゲンハーブといわれるストレスに効くとされている薬草です。脳への血流を増加させたり、精神を落ち着かせる作用があることでも有名ですが、運動の際の持久力を上げるということでも最近は注目されています。
以前私もつかったことがあり 詳しくは
をご覧ください。
アルファ-グリセリル-ホスホリルコリン(AGPC)
アセチルコリンの前駆体。アセチルコリンは神経伝達物質なので、脳全体の感情や行動に関する司令塔。研究ではAGPCがシチコリンよりも効果的であり、更には老化防止ホルモンであるヒト成長ホルモンの放出を促進する作用があることもわかっているようです。
ゴツコラ
脳の興奮剤、および抗酸化剤として働きます。集中力をあげ、抗不安、抗うつ、抗ストレス作用があります。また、フリーラジカルの細胞の損傷を防ぎ脳を守る働きもしているそうです。最近では20世紀奇跡のハーブとして取り上げられることもあるアダプトゲンのひとつです。
ヤーバメイト(マテの葉)
主にブラジルなどで古くからお茶として飲まれている成分、マテ茶なんかが有名ですね。カフェイン、テオブロミン、テオフィリンといった成分が含まれており、疲労感の減少や体重減少、うつ病、頭痛に効果的なんだとか。
日本ではなんとなく漢方などのイメージの強い高麗人参、高麗人参の有効成分はジンセノサイドと呼ばれる成分、身体の免疫を高め、回復力をあげたり、認知機能をたかめることや下垂体と呼ばれる部分を刺激し、より多くの性ホルモンの分泌を促すことが知られています。
Fo-Ti(ツルドクダミ)
タデ科の植物、ドクダミの根の部分を乾燥させ粉にしたもの、抗酸化作用、アダプトゲン、学習と記憶の強化、脳が疲れることを防ぎ、近頃ではパーキンソン病の予防になるのでは?という結果もでています。
甘草
漢方薬としても使用される甘草、別名、グリチルリザグラブラとも言うそうで胃潰瘍、咳、免疫強化、抗酸化作用などが知られているそうです。
などがあげられるようです。
まとめ
脳の働きに関する成分について調べてみました。個人的にはDMAEやコリン系(特にアセチルコリン前駆体)については試してみてもいいのかなーと思いました。ゴツコラについては結構信頼のおける科学データも上がっていて脳の樹状突起を増やす作用があることが知られているので早いうちから摂取しておくとよいのかなーなんて思ったりするところです。
調べてみて、抗酸化作用ということも結構上がっていて体を老化させないことがやはり、脳の働きとかかわりがあるんだなーと思った次第です。
アルファリポ酸からまずは試してみようかなグルタチオン増えるし
もし、興味があればiherbから試してみてください。