#77 ファイトケミカル8 カロテノイド②
ファイトケミカルの話の続きになります。前回はカロテノイドについて触れましたが、今回もまた続きのカロテノイドになります。
ルテイン、ゼアキサンチン
含まれる食品:ほうれん草、ケール、卵黄
効果:抗酸化作用、目の保護
目に良い成分としてとても有名ですがたくさんの利点があります。
フリーラジカルによる目の損傷を保護する働きをします。
加齢黄斑変性、白内障、眼球の炎症を低下させ、食べることでそれぞれの病気になりにくくすることがわかっています。
肌を保護する ルテインを取ることで色素沈着を減らし紫外線から肌を保護するんだとか。
ルテインとゼアキサンチンはストレスから体を保護し、体内の重要な抗酸化物質グルタチオンのリサイクルも行ってくれます。
ルテイン、ゼアキサンチンは緑黄色野菜に多く含まれていることがわかっており、ケール、ほうれん草、ブロッコリーなどの野菜を積極的に取ることが1番だと思われます。また最近では卵の中に含まれる卵黄によく含まれていることがわかっております。
ベータクリプトキサンチン
含まれる食品:みかんなどの柑橘類
効果:抗酸化作用、発がん抑制効果
みかんの中に含まれる成分であり体内ではビタミンAとして作用することがわかっています。Ⅱ型糖尿病になるのを防ぐのに役立つよ や 骨粗鬆症のリスクが低下
したよ や メタボの予防になるよ 肝機能の改善に効くよ などがあり、手軽にみかんで栄養を取りやすいのでなかなか使いやすいのかなーと思いました。
アスタキサンチン
含まれる食品:鮭、エビ、カニ
効果:抗酸化作用、過酸化脂質生成抑制
赤い成分でお馴染のアスタキサンチンはかなり有能な成分で 体内炎症の抑制のレベルが高いよ や がん予防になるよ や 運動時の酸化ストレスを和らげ、骨や筋肉を守る かも 男性がとると夜が元気になるかも などのデータがありました。抗酸化物質のなかではアスタキサンチンはトップクラスに抗酸化能力が高いようで、ビタミンCの
6000倍なんだそうな
カプサンチン
含まれる食品:パプリカ、とうがらし
効果:抗酸化作用、ダイエット効果
辛み成分でお馴染の成分ですが、食欲減退効果があるかもやカプサイシンを摂取したところ痩せたよ ところがありましたが、同時に お腹が痛くなる人がいるかも、胃と胆嚢では癌になるリスク増えるかも ということもわかっていて積極的にたべよう!!とは言えないマイナス面もあるようです。
フコキサンチン
含まれる食品:海藻
効果:抗酸化作用、がん予防、ダイエット効果
ビタミンEの13.5倍の抗酸化能力を持っており、なおかつビタミンAよりも細胞膜を守る力があるんだそうな ダイエットに役立つかも(繊維質なので満腹感がながく続き、食べ過ぎない) 血糖値を下げてダイエットにもなるかも なんてのがでてきました。
まとめ
カロテノイド②でした。かなり聞いたことのある成分が並んでいて改めて見ると、どの成分も重要な栄養素で意識して取る価値はあるなーと思いました。最後にでてきたフコキサンチンなんかは海藻にしか含まれない成分なので世界的に見ても海藻を食べるのは日本やアジアの一部なのにもかかわらず、栄養素としてはかなり優秀なんじゃないかなーと思います。 積極的に海藻も食べるべきですね
ではではー