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#80 妊娠中の鎮痛剤がASDやADHDの発症リスクをあげるかも

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JAMA精神医学と言う海外の論文記事の中に妊娠中の女性が鎮痛剤(アセトアミノフェン)を使用したところ生まれてくる乳幼児の注意欠陥多動性障害自閉症スペクトラム症候群を発症する確率が2倍高まると言う研究論文を見つけました。

 

これはジョンズホプキンス大学の研究者が行った実験で1998年から2018年の間に996組の母と子の健康データについてリサーチを行いました。

研究者は妊娠中に母親が摂取したアセトアミノフェンが胎児の体に蓄積したかどうかを測定するためにへその緒の採血を行い、測定を行いました。

 

その結果アセトアミノフェンを摂取した母親の子供のうち約26%がADHD注意欠陥多動性障害)であり、7%が自閉症スペクトラム症候群、4%がAD HDと自閉症スペクトラム症候群の両方の発症リスクを含んでいました。


わかりやすく市販薬で示すと以下のようなものになります。

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研究者たちは妊娠中に薬を服用する際には医師に必ず相談することをお勧めしています。

 

もちろん妊娠中における母親の発熱のリスクや病気の治療にアセトアミノフェンや他の薬の服用が必要になってくる場合もあるので必ずしもアセトアミノフェンを使用しないと言うことではなくそのリスクを考えた上で使ってくださいねということを言っています。

 

調査の結果からもちろんまだ研究の段階ではありますがアセトアミノフェン自閉症スペクトラム症候群やADHDの発症にもしかしたら影響があるかもしれない位に捉えてもらえると良いのかもしれません。


まとめ
妊娠中の服薬のリスクについて触れました。ここではアセトアミノフェン(痛み止め)でしたが、他にも服薬する際にはリスクが伴うので基本は妊娠中には栄養価の高いものを食べ、なるべく自然なものを体の中に取り入れる事が1番いいのかなと思います。

なんとも普通の結果ですが...

ではではー