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#92 Think CIVILITY 「礼儀正しさこそ」最強の生存戦略である 【要約】2

前回の続きでーす。 

Think CIVILITY 「礼儀正しさこそ」最強の生存戦略である 

 

 

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前回は二部<前半>までで主に”無礼な人”がみんなに与える影響がヤバイ!ということとじゃあ 効率よく人間関係のメリット得るための礼儀を身に着けるにはどんなことすればいいの?というところについてお話ししました。

 

そこから続きのお話になります。

 

第二部<後半>

112 ささいな振る舞いが大事なんだ
人間の行動の中で最も他人への影響力が大きかったのが

”温かさと有能さ”なんだそうなそのためには”笑顔”が大切だ

人間はほぼ、1秒にも満たない時間で判断しているとも言っています。


116  礼節ある人は笑顔を絶やさない
子供は1日に400回笑う
大人になると笑う回数が激減する。笑う回数が1日20回を超える大人は全体の30%
1日にたった5回も笑わない大人が14%もいる

という衝撃の事実が示されていました。だからこそ”笑顔”を見せる人は職場で人間関係に+の影響力をもたらす。

 

そしてなによりも相手を尊重すること人の話を聞いてあげることこそが、人間関係における礼儀だから一番簡単な手法として絶対に欠かさないでください。と伝えています。


RASA が大切だよ

他人の話を聞くときにはこの4つが非常に大切になってくるから、気を付けてください。とも言っています。(頭文字をとってRASA)


受け止める receive
尊重する appreciate
要約する summarize
質問する ask questions

 

なんか、当たり前じゃない?とも言える内容なんですが、これ”要約”と”質問”については自分の物にできたらかなり”武器”なんじゃないかなーとおもいました。

意外と話を聞いて”そうなんですねー”で話が終わるところなんですが、要約と質問については私が昔読んだ 影響力の心理  の中でも相手の信頼感を高めることや実際の話の主導権、事実のゆがみを正すのに 要は要約と質問には(自分が有利な状態で話を進められる)ということも意味としてはあるんだそうで ここはかなり些細なことだけど会得すると有利だなーと感じました。

 

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140 無意識の偏見


認知的過負荷 

人は毎日大量の情報処理をしていてその量は毎秒約1100万ビットにも及ぶんだとか

でも実際には人間の意識が処理できる量は40ビットほどだそうで
情報を効率よく使うためにショートカットを利用して思考するんだとか

そのせいで生まれるのが”ステレオタイプ”だそうであの人は格好がいかついからヤンキキーだ!みたいな実際はわからないようなものを知らず知らずにタイプごとに当てはめて考えることをステレオタイプというんだそうな

 

でもその脳が効率よく使用されるためならしょうがないんじゃない?とも思うんですがそのおかげで人による偏見も生まれるんだそうで、”あの人は~だから〇〇な人だ”など、脳が難しいことを考えないよう 情報にショートカットをつけて考えやすくなるんだと言っています。

 

じゃあ その”無意識のうちの偏見”をどうにか自分で解消できないの?という質問にも答えています。



他人の意見をたくさん聞け

 (アドバイス シーキング)

なんともシンプルでわかりやすい回答を出してくれています。

 


148 Googleが行っている偏見克服プログラム

あのグーグルはこの無意識の偏見が起こらないよう企業努力をしているんだとか
3つの問いを投げかけなさい


①無意識の偏見の影響力をみんなが理解するには何をすればいいか
②自分たちがどういう決断をしているかその決断から偏見の影響を取り除くにはなにをしているか
③どうすれば企業文化を変えられるか

 

155 ワンランク上の礼節を身に付けるための5つの心得


①与える人になる
リソースの共有をできる人は強い

だが、個人のリソース(時間を相手に使う←時間の切り売り)は避けなさい
情報リソースや社会的リソースのような専門知識などは積極的にほかの人と共有しなさいともいっており、アダム・グラントさんの GIVE&TAKEを引用し、やはり現代社会では”相手にGIVE”できる人間が強い と伝えています。
②成果を有する

自分の手柄ではなく、チームの手柄とすることで士気が上がりやすい。
③褒め上手になる
部下のやる気もあがり、収入もあがる その恩恵は2倍以上も褒めることでプラスに代わる。
④フィードバック上手になる
仕事に対して、自分が仕事をしているという”当事者意識”が芽生えやすくなる。
⑤意識を共有する

仕事に意義を見出すと会社全体の利益につながりやすい。

 

 

まとめ

 礼儀正しくあるためにどんなことをしていけばいいの?という実践的な内容が含まれた内容でした。ここで示されたようにやはりGIVE&TAKE なんだと他人に与えられる人間こそが現代社会を生き抜くための、術とも言えるほど色濃く内容が書かれており、なるほどーと思わされた部分でした。

次回 3部4部でまとめます!

 

ではではー