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♯104 Think Smart  間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法 【要約4】

だいぶ記事が長くなってきました Think Smart の要約になります。 というのも個人的にはかなり 良書だなー とおもっており、本のどの部分をとってもためになる事柄が書かれております。  前回の 記事 はこちらから

 

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10.ツァイガルニク効果

人は途中で終わったことほど記憶に残りやすい

TV番組などでもこの手法はよく使われており、番組の1番面白いところで途中でCMが来るような事になります。

他の例

昔ふられた彼女のことが忘れられない。なども自分が達成することができなかった事象

多くはマーケティングに使われる手法が多く 
続きはこちらなど有料サイトへの勧誘等に使われることが多いそうです。

対処法:人は終わっていない事柄を脳が途中であると判断し気になってしまう を理解する

 

10.瀉血効果

19世紀怪我をした際に血液を除去することで症状の改善を行う治療法があった。要は傷口にヒルをあてがってヒルに血を吸ってもらう(昔は体内の血液が多すぎるために様々な病気が起こるとされていた)

だがその後医療が発展しきちんと輸血を行うことが正しい治療法だということがわかった。

人は他に選択肢がないと言う理由だけで目の前の一般常識を疑わない 本当は正しい選択肢があるにもかかわらず知らないと言うことを意識することができない

 

対処法:目の前の常識は本当は最適解では無いかもしれない ということを疑う

11.最新性愛性
私たちは新しいものこそ良いものだと思い込む性質がある。何年か先の未来を想像すると今手による入れておかなければいけないと考えやすい
だが実際にはその新しい技術などは数年で淘汰される可能性も高くずっと使われ続けるものでない可能性が高い

対処法:流行に流されるわけではなく、本当に必要なものを見極め、ゴールドスタンダードを探す

 

 

12.ローゼンタール効果

人が期待をかけられるとやる気が上がり可能性を開花させることがある

思春期の子供たちを集め、無作為に何人かに(君には才能がある)というふうに伝えたところ才能があると言われた生徒たちの学力が言われていない生徒たちよりも大きく上がったんだそうな(ピグマリオン効果)とも呼ばれ、期待されているということを受け取るとモチベーションを上げた本人が行動に移しやすく、成功する確率が高まるということがわかっています。

 

対処法:小さな事でも積極的に褒めてあげることが大切

 

13.無駄話をする傾向
頭の良さそうなやつは話を難しくして内容をうやむやにする傾向があるぞ!と言う感じでしょうかね

言葉が難しかったり、専門性が高い言葉を使っているとその人の信頼性が高まってしまう
著者はこれを「煙に巻く作戦」と呼んでおります。

そんなことを言うぐらいならば何も言わない方が良いということも言っております。

対処法:難しい言葉を使ったり、わかりにくいことを説明している人を見かけたら頭が悪い奴だと思え!

 

 

14.スリーパー効果

情報源は早く忘れるが情報自体が残る
プロパガンダ(戦争は国にとって必要なことだなどの民衆に向けた広告)がもたらす大きな要素です。

例えば民衆を動かすために指導者が(戦争が必要だ)などの演説を行った時に、民衆が広告だと知って受けているにもかかわらず、その2ヶ月後にその情報が誰からもらったものか分からなくなり.戦争は良いものとまでいかなくても、必要なのかもと言うような深層心理に影響及ぼしてしまう。

 

対処法:情報のソースをきちんと覚えておく。スリーパー効果を理解し自分に振り返る

 

まとめ

ロルフ ドベリさん著書 think smart非常に有益な情報がたくさん詰まった本でした。

著者は最後に読書自体が目標にならないでねと言うことを強く訴えていました。

読書することが目標にならずに自分の生活で実践していくことが最終的な目標だよとも言っています。

要は言葉にできる知識自体に大きな価値はないから自分の生活で試してみて経験して得たものこそ価値のあることだよねって事ですね。

非常に大事なことを教えてくれる最後の文章にもとても共感しました。


ではではー