#134 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 ③
前回に引き続き 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事③ になります。
前回の記事は こちら からどうぞ
第3章 体に悪いと言う科学的根拠がある食べ物
白米も砂糖も体の中では同じ
精白される過程で大事な栄養素が取り除かれてしまう
2012年のメタアナリシスの結果では白米の摂取量がいっぱい増えることに糖尿病になるリスクが11%増えると言う結果が出ている
1日2杯食べると糖尿病のリスクが上がり始める境界線
最近はグルテンフリーの食材にこだわる人もいるが、グルテンアレルギーなどでなければこだわる必要はない
日本人には当てはまらない という議論は的外れ
この本の中では海外の研究データだから日本人には当てはまらないよ という人たちのために日本で行われた日本人を対象にした実験データもだし、説明をしている。
この論文データでは 国立国際医療研究センターのデータを用いた研究をだし説明をしている。
男性の場合(ご飯1杯160g換算)と女性の(ご飯1杯160g換算)を食べた場合の5年後の糖尿病発症リスクについて
すごいデータですよね まさか女性の方がリスクが高いとは
できるだけ白米は減らすべき
著者いわく、白米を食べる量と糖尿病の発症には関係があるから減らせるならできるだけ減らした方がいいと伝えています。
その中でも ”まったく食べない”というわけではなく ”置き換える”ということを進めております。特にサラダなどに置き換えること またはそれが難しい方は玄米などの茶色の炭水化物などに置き換えるほうがいいといっています。
日本食は塩分が多い
これも気にされている方が多いことではないでしょうか。 実際データをみてみると日本人はアメリカ人よりも塩分の摂取量が多いそうで、日本人が病気になってしまうもっとも大きな原因が食習慣、次に高血圧ということでやはり、この塩分のとりすぎは問題なんだとか。
味噌汁と漬物はやめよう
と著者はいっており、この2つの中に含まれる栄養は野菜を食べてれば補えるからわざわざ好んで食べなくてもいいよね といっております。
牛肉、豚肉、ソーセージ、ハムは健康に悪い
個人的にはこの話が衝撃的だったんですが、牛肉、豚肉、ソーセージ、ハムなどはWHOが発がん性があるよ と伝えていることなんだとか
卵は1週間に6個まで
2013年の16個の研究まとめたメタアナリシスでは
卵を1日1個以上食べるグループは食べないグループと比べると二型糖尿病発症するリスクが42%高い
はっきりとした結論とは言えないものの食べ過ぎない方がいいだろうと著者は伝えています。
特別編 病気の人 子供 妊婦にとっての「究極の食事」
糖尿病の人にとっての究極の食事
大事なのは血糖値のコントロール
白い炭水化物を何に変更するか→茶色い炭水化物に変えること
妊婦は野菜と魚を食べ 生を避ける
水銀の量が少ない魚を中心に食べる
ツナ缶、 サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオ
などを中心に生をさけて食べること
まとめ
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 のまとめでした。内容が濃くも短くまとまったエビデンスベースに伝えている本でした。著者は最後に健康にかかわる情報は自分の体に健康被害がでてしまうこともありえるから、きちんとした情報やソース(証拠)をもとに自分で選びとっていってほしいと最後の文章で伝えており、非常にうなづける著者のメッセージとなっておりました。
気になった方はぜひ ↓ 読んでみてください。
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世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 [ 津川 友介 ] 価格:1,650円 |
ではではー