#138 バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか ②
バビロンの大富豪 要約の続きになります。 前回の記事は
こちら からどうぞ
第四話 金貨の袋か、「知恵の言葉」が刻まれた粘土板か
5つの黄金法則
1 .収入の10分の1を貯める
2.お金に働かせる
3.黄金の扱いに長けた人々の忠告を聞き慎重に投資をする
4.自分のよく知らない商売やお金の扱いに長けた人々が認めないような商売には手を出さない
5.非現実的な利益に目をくらませたりしない
この5つのルールを守って堅実にお金を増やせ!と言っております。
第五話 自ら稼いだ資金の運用は、こうして決める
富豪の金貸しメイソンの忌憚なき忠言
槍職人のロダンは稼いだお金金貨50枚のお金の使い方を金貸しのメイソンに尋ねた。
「お金を持っていると、お金を貸してほしいと言う相談を受けるが、このようなときにはどうすれば良いか」
メイソンは1つの話を持ち出す。
金持ちの奴隷にニネヴェと言う百姓がいた。ニネヴェは動物の言葉がわかり、そこで一緒に働く牛と仲良くなった。金持ちの下で働きながら家が大変な思いをして働いていることを知り、牛を助けたいと思い、主人に嘘をつき牛を休ませることに しかしその代わりに牛がやっていた仕事を自分が任され大変な思いをすることになる。
→ 2人の中はバラバラに
教訓 人を助けたいと思ったら、相手の負担が自分の肩にかからないようにする
(人にお金を貸すときには、感情に流されてはいけない。)
第六話 「強固な城壁」は、人々を恐怖や不安から守ってくれる
古代バビロンが何世紀も栄えたのには街の城壁が完全に守られていたからであり、その街の中に住んでいた人たちの財産を守ることができたため、繁栄することができた。
それは「保険」であり、「貯蓄」であり、「信頼できる投資」が現在では“強固な城壁”となり得る。
安心がなくてはわれわれは生きてはいけない
現代の日本は”安心”はある程度保障されている世界でも有数の裕福な国です。そのため、私たちが考えるべきなのは”必要以上の”保険や”本当は減らすことのできる支出”を抑えずに放っておくことととらえると現実的かなーと思いました。
まとめ
本の中ではいくつかお話が紹介されているのですが、7つの知恵や黄金の5つの法則といったものに原点回帰するものが多く、結局のところこの法則をもとに自分の資産形成を考えることが一番現実的かなーと思いました。
気になる方はわかりやすい漫画版もあるのでそちらの方がとっつきやすそうです。
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ではではー