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#139  バビロンの大富豪「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか ③

バビロンの大富豪 要約 の続きになります。

前回の続きは こちら からどうぞー

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第七話 奴隷に成り下がっても、「人間としての誇り」を忘れなかった男


元奴隷、富豪のラクダ商人ダバシアの数奇な体験


バビロンで借金を重ねたダバシアは気づくと奴隷として売られ、初めて自分の立場に気づく、そこで「自分の魂は奴隷のものか、自由なのか」について考えることになる。
奴隷になって初めて、今まで見ていた世界が色眼鏡で曇っていたことに気づき、本当に自分のやるべきことに気づく
①借金を借りた人に返すこと
②自分の妻を幸せにすること 
③両親が誇りと思えるような人になる

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この第七話話まとめるには難しく、物語として一通り読んだことの方がきちんと意味があるなぁと思いました。


というのも、ダバシアが自分の立場に気づき、きちんとした人生を歩むと決意したところが、意味のあるところなのですが個人的な解釈として
①自分の頭で考えず、周りに流されている人生=奴隷
②自分の頭で考え、進むべき道に努力をする=自由を生きる


と言うふうに考えられるなぁと思いました。


現代社会に生きる者としては非常に考えさせられる点で、改めて「その価値観は自分で考えたことか?」 と言う“本当の自由“について深く考えさせられる良い部分であります。


第八話 「バビロンの知恵」は現代にも通用するか
出土した粘土板が伝える貴重な記録→実際の記録


第一の粘土板
収入の10分の7で生活をしろ


第二の粘土板
収入の10分の2は借金の返済に充てる


第三の粘土板
借りた相手にきちんと説明する→返済する意思があることを示す


第四の粘土板
計画を決め、忘れず続けていく


第五の粘土板
原則をきちんと守り生活をすれば必ず幸福が訪れる。


この出土した粘土板の記録をもとに現代の考古学者が、借金の返済を実際に行ったところやはり同じようにきちんと返済することができ(かつ現在の収入のままで)バビロンの古来からの教えは時を超えた人間のルールことが証明された。

 


第九話 幸福 それは「労働の喜び」を知ること


バビロンの大富豪の物語の中にはいくつもの奴隷の労働の仕方が出てきます。
①働くことなんて奴隷のすることだと思っている人
②うまく怠けて代価としてお金をもらおうとする人


この労働をして苦しみだと思っている人たちは最終的に死んでしまったり、奴隷として売られてしまったり、物語の結末は全て幸せになれずに終わってしまいます。


その中でも、奴隷として主人に尽くし、主人を幸せにしながら自分も幸福になる道を探す人には幸せが訪れる。(ここでは主人が最終的に奴隷としての契約を解除し、共同経営者になるのですが)

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まとめ

お金がたまるためのルールや原則など非常に重要だなーと思う部分がたくさんあるのですが、後半にかけての物語の中にもお金に対するマインドを変えてくれるいい要素がg含まれている本ですので、ぜひ 興味のある方はご一読いただけるとよいのかなーとおもいます。 

第九話の幸福論の話なんかはとても読みこんでしまい、一気に読んでしまいました。

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