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#234 ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集③ 用心し過ぎたアラブの証人

 

 

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前回の記事の続きになります。  前回の記事をご覧になりたい方は一番下にありますのでそこからどうぞ

 

用心し過ぎたアラブの証人
ある時、アラブの若者が証人として初めて砂漠の横断の旅に出た。途中で砂嵐があると何日ました目をされるので、用心のために3日の行程に必要な水3樽の倍の6樽を持って行くことにした。しかし頭の中では6段の水を運べない。そこで6樽の水を運ぶために、都合二頭のラクダを買った。ラクダは目的地についてくれば良いと考えた。ところが砂嵐はなかったものの、途中で樽の重さにラクダがへばり、全く動けなくなってしまった。やむを得ず若者がラクダを2通とも捨て、1番重要な罪にだけ背中に背負って歩くことにした。ところがである。半日も歩かないうちに、砂嵐が襲ってきて、全く方向がわからなくなってしまった。そこでその場に留まり、砂嵐が収まるのを待つことにした。しかしながら次は三日三晩続き、食料を尽きてしまった。4日目の朝、ようやく砂嵐は治まったが、若者には積み荷を背負って歩く力は残されていなかった。
もはや選択の余地は無い。若者は荷物を捨て、かろうじて水筒のみを腰に下げ、命からがら近くの村にたどり着いた。彼はラクダ二頭も、大切な積荷も、全て失った。


過剰な用心は良い結果を生まない 「心配」ではなく「適正判断」をせよ

用心の「適正」を考えよ


ユダヤ人は「最小リスク」で「着実な成果」を狙うが、過剰な用心がさらに過重な用心を呼び、逆に危険だということを教えている

ちょうどいいリスクの取り方、リターンの大きさと、リスクの許容度を決めるために必要な話だった。

アラブの若者は必要以上の水を持っていってしまい、結果 ラクダの体力が持たず、大切な財産をなくし、命だけなんとか助かった。

 

まとめ

現代人にも同じように置き換えることができるタルムードの話 アラブの若者のように心配し過ぎて必要以上のものを持ちすぎることは日本人は割とあるような気がします。

心配し過ぎてお金を貯めこみ過ぎていたり、副業をせずに現状のままでいることもラクダに過剰な荷物を持たせ遠出することと同じかもしれません。

兎にも角にも お話を通じて自分と置き換えて考えてみるということは自分の人生のどの場面でも大切なことですのでぜひ ご自身の状況に応じて考えてみてください。

 

子供の教育本としても大変優秀です。 ↓にリンク貼っておきます。

 


 

 

 前回記事↓こちら

khy.hatenablog.com

 

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