#242 改めて車にかかるお金を見直してみる
人生の3大支出は車、家、結婚式費用と言われますよね。
その中の今回は車の年間維持費について触れたいと思います。
というのもやはり、地方在住の方であればほぼインフラとも言える位、交通利便性がないのでどうしても車というのは必要だというのが大多数の意見のように感じます。
もちろん、大都市圏に住んでいる電車などの交通機関の発達したところでは車を持たないと言う選択肢が最も賢い選択である事は言うまでもありません。
まずは車の維持費にどれぐらいかかるのかを見てみましょう
①車両本体代金
一般的な家庭で平均170万円ほど新車、中古含めてかかっているそうです。(ネクスステージ調べ)
車両本体代金はこの平均本体代金をもとに計算していきます。
②保険
損害保険料算出機構が公開している自動車保険統計を見ると(2017年度版)
普通自動車(3ナンバー)平均年間保険料 74,899円
小型自動車(5ナンバー) 平均年間保険料 59,158円
ということになっています。
一家に1台普通自動車に乗っていることを考えれば毎年75,000円が財布から出て行くことになります
③ガソリン代
ソニー損保が紹介している「ある車の一生-平均で見る日本の自動車-」では、1月あたりの走行距離は410キロと紹介されています。
これをリッター平均値の15キロで計算した場合
400 ÷ 15 × 140 = 3866.7 と言うことになるので
ガソリン代の年間支出額の平均は46,400円ということになります。
④駐車場料金
こちらは住んでいる所によって異なりますが、東京などの大都市圏であれば安くても1万円、地方在住であってもある程度の立地であれば5000円はかかってくると思います。
⑤税金
こちらはチューリヒ保険会社が出している自動車税・軽自動車税の税額一覧です。
ここもざっくりとした値ですが、軽自動車〜普通自動車LINEで考えると3万円〜4万5000円というのが平均値になってくると思います。
これを全て考えていくと月額いくらぐらい支払わなければいけないのか
今回はわかりやすく考えるために車両本体代を抜きで考えます。
例 普通自動車
②自動車保険年間保険料平均額74,899円
③ガソリン代年平均額46,400円
④駐車場料金都市圏安く見積もり10,000円
⑤税金1500 CC超2000 CC以下 39,500円
ざっくりとした平均(安く見積もっていると思います)で合計を出すと
17万799円かかっていることになります。
車を持っているだけで勝手に財布から年間17万円母の金額が出て行ってしまいます。(下手すると給料1ヵ月分は車のために働くことになります)
またこれに車の本体代170万円を5年間かけて返済する場合だと(ローン金利は別と考えています)月々の支払いは2万8000円ですのでこちらをもとに算出すると
17万799円÷12=1万4233円となります。
結果
42,233円 かかっていると言う結果になります
まとめ
なんとなく便利だから車を持っているというのはかなり生活する上で支出のかかる行為です。
幸いにも東京に住んでいる方は車は乗らないと言う選択肢がすぐにできるので多少料金がかかると感じても電車やタクシーなどを使用したほうが安くなるでしょう
地方に住んでいる方は車の本体代金を高くしてしまうとどうしても月々の出費がかさんでしまうので、中古に乗るなどもう一度自分の価値観に合った車選びが必要になると思います。
ちなみに、今回の算出では車検費用は計算に入れていませんので2年に一回車検費用がかかると言うことも考えると車は金食い虫であると言わざるを得ないです。
皆さんも、定期的に見直せるお金を見直していきましょう。
ではではー
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