#258 幸福の資本論 要約③
幸福の資本論 要約の続きになります。前回の記事はしたからどうぞー
友達とはなんだろう?
金融資産、人的資本に並ぶ「人生のポートフォリオ」こそが社会資本である
「幸福」は社会資本からしか生まれない
人は人とのつながりによって幸せを感じている
お金をたくさん持っていてもそのことを誰かが知らなければ単なる紙切れだし、「自己実現」のために人的資本は必須ですが人の評価がないと意味をなさない
社会資本における3つの世界
①愛情空間
最も親密な関係である家族や恋人等の関係
②友情空間
友達ではないけど他人でもない
現在ではLINEやFacebookの友達など
③貨幣空間
他人によって構成され貨幣でつながる空間
例
スーパーの安売りで買ったセーター生地はアフリカの工場で怒られたかもしれない。(ここに関わっている人との繋がり)
幸福になるためには①と②を大事にしながらも、③の貨幣空間での薄く広いつながりを大事にすることが幸福につながるかもしれない
幸福になれるフリーエージェント戦略
幸福な人生の最適戦略
①金融資産「経済的独立」を実現すれば、金銭的な不安から解放され、自由な人生を手にすることができる
②人的資本 子供の頃のキャラを天職とすることで「本当の自分」として自己実現できる
③社会資本 政治空間から貨幣空間に移ることで人間関係を選択できるようになる。
まとめるとこうなる
①金融資産は分散投資する
②人的資本は好きなことに集中投資する
③社会資本は小さな愛情空間と大きな貨幣空間に分散する
宝くじに当選した人が陥りやすい末路
宝くじに当たる→金融資産がマックス→「経済的独立」
仕事を辞める→人的資本が0になる
友人や家族がお金を目的に集まる→人間不信→社会資本も0になる
結果宝くじに当たった人は短期間に人的資本と社会資本をしない金融資産だけが残る
幸福の3つの資本後2つを失うので結果不幸になってしまう
まとめ
幸福の資本論の要約でした。目に見えない幸福の考え方、社会資本における人間関係の考え方などなんとなく自分自身で感じていながらもう言語化できない部分と言うのを橘さんなりの考え方で言語化し組み立てた非常に納得しやすい内容となっております。
社会資本の部分は読むべき価値があります。漠然と幸福ってなんだろう と考えるのではなく様々な人の幸福の考え方に触れてみることが自分の幸福のあり方を考える1つの羅針盤になるのかもしれませんね
ではではー