#327 減速して自由に生きる ダウンシフターズ②
第4章 たった6坪飲み屋飲み屋
海外旅行から帰ってきた高坂さんは池袋にBAR「たまにはTSUKIでも眺めましょ」をオープンします。内装の工事を施工まで全部自分で行い、居心地の良い空間をデザイン、お金をかけずに手間をかける音を意識し作ったそうです。
第5章 暇で繁盛しないのに黒字経営
高坂さんの経営方針は必要以上に働かない、稼がないだそうで、自分1人で経営をするメリットにミニマム主義 「日本一小さい農家」を自称する西代栄喜さんの造語だそうです。
何のためにどのくらい儲けるのか。幸せに暮らすにはどれぐらいお金があればいいのかを考えるとやることが明確になる
お金はあればあるだけスピードが早ければ早いほうがいいと言う現代社会の考え方は「キリがない」
幸せの原点は比べずに足るを知ること
高坂さんの経営する「たまTSUKI」では1日の来店客数が5人であれば売り上げが立つそうで年収は少ないが、1人が食べていくには十分なお金だそうです。
お客が来ないときには居眠りをしたり、好きなギターをしたり自分の時間を有意義に使うことで充実したライフスタイルを満喫しているそうです。
第6章 「円(カネ)」を設けるのでなく、「縁(ツナガリ)」を設ける
出会いの場として「たまTSUKI」を経営しているそうでお客さん同士で自己紹介をする事は日常茶飯事
お客様の個人情報は店主である高坂さんが、積極的に紹介し会話をお客様同士でしてもらうようにしているんだとか、
お店自体肉料理はあまり出さないそうで、その理由に体に良くないことがわかっているものをださない。環境にも良くない。長期的な目線で見ると多くの人間が苦しむことが背景にあるため、体にも環境にも良い野菜を積極的に農家さんから直接仕入れているそうです。
持続可能なビジネスモデルであり続ける
取引先やお客様の中でも「金は天下の回りもの」循環させることでうまくいくことを実感できているそうです。
まとめ
「足るを知る」自分の欲求を知り、幸せを見つめ直すことはほんとに重要なことなんだなぁと感じる一札です。 小さくても幸せに本物を使い、つながりを大事にする→そのほうが実際にはコストもかからずにトータルで得をすることが多い これも実際真実かなと言うふうに感じます。特に食品は安くて大量にという考え方があまりにも安く取り扱われているように感じます。手間をかけてでも本物の食材を使うと言うのは自分たちの生活の中からでも取り入れることができる良い考え方かと思います。
ミニマムな生活を考えたい、そうした考え方を知りたいと言う方に本当に読んで欲しい1冊です。
ではでは