#366 競売物件融資引き失敗
先月の終わりに競売物件の最高落札者として、戸建て物件を取得できることになった訳ですが、その物件に対して自己資金ではなく、他人資本を利用して取得しようと ろうきん さんとの面談にいってきました。
前回の記事はこちらからどぞ
結果として”融資は通らない”という結論だったんですが、なぜ 融資が通らないのか？ 住宅ローン？ フリーローンの可能性は？ というところで少し掘り下げようと思います。
まず、競売での物件の取得の際には入札→落札→最高買受人決定通知書→支払い→物件の権利移転という形で進んでいくわけですが、今のところ最高買受人決定通知書というところにいます。そこから１カ月の間に銀行と話をして融資の話をつけなければいけないんですが、まず融資の期間が一カ月ほどしかないというのに審査には２週間から３週間かかるということがあります。
他にも融資が難しいという理由に競売物件特有の理由がありまして、裁判所にお金を払うと移転作業をしてくれるんですが、裁判所から法務局への権利の移転に2日から3日ほどかかるんだとか
そのせいで、この隙間における2日から3日の間は銀行が融資する場合に無担保での融資ということになり、そういったお金の貸し付けはできないんだとか．
まぁ いろいろ調べてみると民事執行法82条2項というのを使うと、司法書士さんが裁判所から法務局までの登録手続きをその日に行うことができ、銀行にとって無担保状態の日がないということで、貸付を行うことが可能になるんだとか、うーん 法律って難しい．．
それでも、その後自分の物件自体が建物の権利だけを買っていたということがわかったので、結局のところ銀行からの融資は無理だったんですが いろいろと市役所やら法務局やら走り回った挙句 融資ができないということを言われたましいを抜かれたような状態となっておりました．
うん そして結局私たちは現金で家を購入することになったとさ
なんだかんだ 世の中 現金を持っている奴が強い！ ということがわかりました．
まとめ
なんだかんだで世の中現金を持っている人が強いなーと感じた瞬間でした．銀行での融資の際にローンを組むわけですが、金利＝手数料がのっていたり、保証会社（銀行が損をしないために強制加入）を使わなければいけなかったりと上手く中間でマージンを抜かれ、お金がない人ほど吸血鬼に血を吸われて自分の時間＝労働対価（お金）を失なって、家のために働き続ける人生になりかねないんだなーと感じました．
時代が変わった今 負債を負わずに物件を取得する価値は増すばかりです．日頃から節約して副業して投資していてよかったと思いました．
うん 競売物件て難しい これから競売購入を考えている方は自己資金で処理できる範囲のものを狙うと良いかもですね
ではではー
