♯101 Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法 【要約】2
Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法の続きです。
前回の記事は こちら から
この本の知識+α私の学習知識で要約していくので読みづらいところもあると思いますが、ご容赦ください。
3.決断疲れ
前回の 先延ばし効果 で言われていたように ”意志力は有限”というのがこの本の中での考え方でして、(現時点での最新研究では意志力は減らないんじゃない?ともいわれていますが)
人間は一日に3万5千回もの意思決定を行っているといいいます。その意思決定にも脳のエネルギーを使ってしまっているわけです。(意志力を回復するには甘いものを食べるといいそうな)
そのため、それを利用してスウェーデン発の家具屋さんであるIKEAはレストランを通路の真ん中に設置しておくことで決断疲れを起こしているお客にちょうどいい価格のおいしい食べものを提供することで売り上げUPをおこなっているということが書かれています。
対処法:一日の中の意思決定回数を減らす。血糖値の降下タイミングで甘いものを食べる。
4.NIH症候群(Not Invented Here ここで発明したものではない)
私たちは自分たちで作り上げたものを”いいものだ”という風に思い込む性質がある!といっています。ときにビジネスでは”あいつよりも俺の方が優れたアイデアだ!”と思い込んでしまうため、人間は自分で作り上げたものをいいものだとおもいこむ性質があることを理解することでこれを回避できる!と作者は伝えています。
対処法:他者と評価しあう 意見をもらう
5.努力の正当化
人間は自分が努力したものや時間やお金をかけたものほどいいもだとか価値のあるものだと思い込む!と伝えています。
新しいグループに加入する際に行われる”加入儀礼”もこれにあたる
例えば 大学の新しいサークルに入ったとしてそのサークルの飲み会で新入部員はお酒の一気飲みをさせられる など
”この加入儀礼を通過したからあいつはこのグループの仲間である” と
これを通称 IKEA 効果と呼ぶそうで IKEAは安価な値段で家具を提供するために自分で組み立てる家具を販売している。 そのため、通常デザイナーがデザインしたものよりも、自分で組み立てたIKEAの家具の方が価値があり、重要だと思い込むようにできているんだとか。
まとめ
Think smart かなり有益な情報の多い本であります。特に前半のページには私たちが理解することで回避できる罠たちが多くあり、非常に勉強になります。特に今日の部分では自分で作り上げたものはいいものだ と思い込む性質NIH症候群と努力の正当化が2つが同時におこることもあるんだろうなーとおもったところであります。
ではではー