♯113 エッセンシャル思考 【要約】
ここのところ本の要約が続きますね というのもコロナウイルスの影響で少し時間にゆとりがもてるということもあり、まとめがはかどっている次第です。
エッセンシャル思考
ひとことでまとめるなら目標を明確にして、エネルギーを分散させずに最小限の労力で目的地につこう でしょうか 非常に伝えたいことが明確で、”無駄な仕事はすぐ断れ!!” という本書の姿勢はなんでもできる人=すごい人という常識を覆す 現代人には刺さるメッセージ内容となっております。
目次
プロローグ
エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
Part1 エッセンシャル思考とは何か?
part2 見極める技術
part3 捨てる技術
part4 仕組み化する技術
エピローグ
エッセンシャル思考で人生を変える
プロローグ
エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
99%の無駄をして1%に集中する ほとんどの仕事は無駄
相手の顔色を伺ったり機嫌を損ねないために仕事の依頼を受け入れたりしない
より少なく、しかしよりよく
3つの思い込みを捨てろ 3つの真実をみつめろ
やらなくては→やると決める
どれも大事→大事なものはめったにない
全部できる→何でもできるが、全部はやらない
なぜ方向性を見失うか
選択肢が多すぎる→ 1日の決断する数が多すぎて決断疲れを起こしている
他人の意見がうるさすぎる→明日で寄稿すべきと他人の意見がプレッシャーになる
欲張りの時代→何でもできる人が求められる風潮
Part1 エッセンシャル思考とは何か
story1 無駄に気づく
成功のパラドックス
第一段階 目標をしっかり見定め成功へと一直線に進んでいく
第二段階成功した結果頼れる人と言う評判を得る
他の人に任せておけば大丈夫と仕事を振られるようになる
第3段階
やることが増えすぎて時間とエネルギーが拡散されていく 全てが中途半端になる
第4段階
本当にやるべきことができなくなり成功のせいで自分を成功に導いてくれた方向性を見失う
エッセンシャル思考基礎となる3つの考え方
ここは非常に重要な部分であります。
①選択
時間とエネルギーの使い道を選ぶ
②ノイズ
世の中の大変なものが重要なものではないこと
どれも大事→大事なものはめったにない(やるべきでないことをはっきりさせる)
③トレードオフ
全部できる→何でもできるが全部はやらない
(なにかをする⇔その時間分しないことを決める。) やたらと拡大しない
正しく減らしていくには
①見極める
②捨てる
③仕組み化する
自分の時間を大切にする人生を選べる
story2
90点ルール
厳しい基準で中途半端な選択肢に悩むことをやめる
仕事を受ける際に自分の中で仕事ごとに点数をつけなさい!
90点以上なら仕事を受ける
90点以上なら全部断れ!
見極めるために考える時間を作る
受ける仕事 断る仕事を見極めるためなら、時間を割いてもいい 考える時間を作ることで、仕事をことわれるならむしろ作るべきだ!
日常的に無駄を減らすために3つを日頃から意識すべし
①集中するための環境を作る
②小さな考える時間を作る
③情報をフィルタリングする
まとめ
嫌われる勇気の後のエッセンシャル思考というのはなんだか自分自身が少し嫌な人にも見えてきますね。 嫌われる勇気では”承認欲求はゴミ” エッセンシャル思考では”無駄な仕事は断れ!”というメッセージ性なのでどちらも 捨てることを恐れないこと というのがテーマになってきます。でもトレードオフの考え方で言えば 捨てることで未来に大きな結果を得られるということを考えるのであれば 上司に「○○くん 〇〇してもらっていい?」という非エッセンシャルな仕事もすぐに「すみません 今仕事が忙しくて」と断ることができそうであります。 現代に働く大人の必読書ともいえると思います。
ではではー