#253 幸福の資本論 要約①
作家 橘玲(たちばな あきら)さんの描いた幸福の資本論と言う本の要約です。
1959年生まれの男性作家で、早稲田大学出身の超エリート その後出版社の編集者長として働き、同時に海外投資の先駆者とも言われています。
著書にはマネー本の名書が多く、特に本書は最近書かれた本として、様々な方が読み、反響を得ています。
現在もご存命の方で、ブログの運営を行っています。
本書は一言で言えば「幸せになりたいなら3つの資本を大事にしろ」となります。
それではまとめていきたいと思います。
目次
プロローグ あなたが今ここに存在することが1つの奇跡
Part 0 「お金持ち」と「貧乏人」の三位一体幸福論
Part 1 自由のための金融資産
part2 自己実現のための人的資本
part3 幸福のための社会資本
プロローグ
この本の初めにまず著者が伝えたいこととして
「あなたが今日本に生まれて生活してるならそれだけで幸運だよ」と言っています。
安全、社会的なインフラ、整っている生活環境は世界を探しても数少ない国の1つ。
それでも、「人は幸福になるために生きているが幸福になるようにデザインされていない」 これも実際の事実であること
だからこそ、資本主義経済の中で、3つの資本を幸せの土台として手に入れ、誰でも「幸福の条件」を手に入れることができると伝えています。
Part 0 「お金持ち」と「貧乏人」の三位一体幸福論
幸福の3つのインフラ
幸福になるためには3つの条件が必要だとここでは語っています。
幸福の条件
①自由
②自己実現
③共同体=絆
そしてこの3つの条件は下の3つの条件にそれぞれ当てはまっています。
3つのインフラ
①金融資本
②人的資本
③社会資本
どんな人も、それぞれの資本をバランスよく持っている人が少ない。(だから幸福を感じづらい)
理想はバランスが良いこと
しかしほとんどの人がバランスが取れず多くの高齢者などがこの形になっている
自由のための金融資産
お金と幸福の関係
お金と幸福のシンプルな法則
①年収800万円(世帯年収1500万円)までは収入が増えるほど幸福度が増す
②金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度が増す
③収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる
マイナス金利の世界
株式投資や預金金利の金利収入かけてお金が増えることがない世界では「金融資本よりも人的資本を有効活用する」簡単に言えば働いてお金を稼ぐことに注力する。
まとめ
橘玲さんの著書 幸福の資本論改めて読んでみると、非常に納得のいく話話で 皆さんが感じている幸福についての考え方を橘さんなりの言語化を図った素晴らしい名著だと思います。お金があれば幸せになれると言う幻想をすて、働くこと、人間関係を大事にすることの大切さを改めて考えさせられる。先進国に住む人々が全員言うべき1冊と言ってもいいと思います。
気になる方はぜひ読んでみて下さい
ではではー
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