#309 「幸せをお金で買う」5つの授業 要約①
幸せになりたい!と言うのは人間の根源的な欲求な気がしますが、この幸せと言う目に見えないものを科学の知見から考えよう!というのがこの本の趣旨であり、著者のエリザベス ダン さんはブリティッシュコロンビア大学准教授としてお金をどのように使えば人は幸せになれるのかということを研究した方であります。
読んでみてなるほどなと思ったところがあったので少し小さくまとめて要約してみたいと思います。
幸せになるためのお金の使い方は5つ
①経験を買う
②ご褒美にする
③時間を買う
④先に払って後で消費する
⑤他人に投資する
これだけ覚えておくだけでも、本書の内容としてはOKだと思います。
レクチャー1 経験を買う
マイホームを買っても幸せにはなれない
幸せと言う観点から見ると高いマイホームを購入する事は幸せに直結する事は無いそうです。
特に幸せに直結するものとしては旅行や親しい友人との食事、友達とスキーリゾート、ドライブ、パーティー、ミュージカルショーなど人とのつながりや友人や親しい家族と過ごす時間を共有できる経験が最も幸せな使い方だったんだそうです。(最も幸福感が長続きした)
逆に、腕時計や高価な財布、スマートフォンなどは一時的な喜びであり長続きしなかったそうです。
レクチャー2 ご褒美にする
どんなに価値のあるものでも繰り返し、経験するとインパクトは薄れ大事なものではなくなってしまう
簡単に言えば、どんなにおいしい高級レストランの食事でも毎日食べていれば必ず飽きる といった感じでしょうか
旅行でさえ、いろいろな国を回ると世界各国を回ったと言う意識が強くなり旅行を楽しむと言うモチベーションが下がる
人間は入手することを制限されると人の喜びの感じ方が高くなる
この仕事が終わったら旅行に行く、課題が終わったらご飯を食べる など
まとめ
レクチャー2までのまとめでした。 お金があれば幸福になれるわけではありませんが、お金がないと不幸になりやすいって言う事はどうやら事実のようです。そしてレクチャー1では友人や家族などと過ごす経験にお金を使うこと レクチャー2 では人間の幸福の感じ方はその事象の希少性に起因するということがまとめでした。 レクチャー2なんかはNARUTOの自分ルールに近いかもしれませんね
みなさんも幸せを感じるために昼ごはんを抜いて過ごすことができたら夜ご飯にラーメンを食べるなどするとすぐにでも幸せを感じれるかもしれませんね(笑)
ではでは