#255 幸福の資本論 要約②
#252 幸福の資本論 要約①の続きになります。 前回の記事は一番下にあります。
人的資本は「富の源泉」
お金持ちになる方法は3つ
①収入を増やす
②支出を減らす
③資産を上手に運用する
これをお金持ちの方程式として表すと次のようになる
富=収入−支出+ (資産×運用利回り)
簡単に言えば資産運用をしましょうということですね
クリエイティブクラスとマックジョブ
新しい日本の働き方は3つ
①知識社会化
知識が重要化される世界(Googleが発展したのもこの1つ)
②グローバル化
分断されていた各国が1つの方向性に向かいつつある(インターネットの影響)
③リベラル化
人種やゲイ、レズビアンなどの社会的弱者を受け入れるようになり、能力があれば社会で働ける
この3つが同時に進み、情報が得られない人間は低賃金になっていく
能力主義に変わり、どの人種も優秀な人材が大企業に採用されるようになる
オンリーワンでナンバーワンの戦略
好きなことに人的資本の全てを投入する
好きなこと以外は続かない
サラリーマンでも自分の好きなこと、ブログ、YOU TUBE、アニメ制作、出版なんでもいいから自分の好きなことを見つけなさいと言っております。
個人が成功するための道
①好きなことに人的資本のすべてを投入する
②好きなことをマネタイズ(ビジネス化)できるニッチを見つける
③官僚化下組織との取引から収益を獲得する
超高齢社会の唯一の戦略
老後問題とは老後が長すぎること
老後とは「人的資本がなくなった状態」
基本的なお金を手にする方法は2つしかない
①人的資本を労働市場に投資する(働いてお金を稼ぐ)
②金融資本を金融市場に投資する(資産運用)
これ以外ない
現在日本では戦略として
①働いてお金を稼ぐというのを死ぬまで続けるしかないという選択肢が多い
しかし、②の資産運用についての知識を身に付け、老後に働けなくなったときに若い頃に貯めたお金から生み出されるお金で生活できるよう戦略を立てなければいけない←そうでなければ死ぬまで嫌いな仕事を続けるという選択肢をするしかない(仕事が好きな人は良いのですが)
まとめ
内容としては非常に簡単な話なんですが橘さんの頭のよさゆえ、理解が難しいなと感じる部分もございます。ですが、基本的には日本人は①働いたお金を資産運用して老後にそなえるべし ②それができなければ好きな仕事で死ぬまで稼ぐべし という残酷なことを結論として言っている章です。
私の書く記事を見ている方はかなり情報感度の高い方だとおもいますので、資産運用しないよという非合理的な考え方をしている方はいないと思いますが、改めて資産運用について考えさせられる章でした。
気になる方はリンク貼っておきます。
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