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毎日ブロッコリーを食べながら、健康やお金について発信中!

♯46 服用危険 を読んで <続き3>

服用危険を読んでvol.3になります。

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散々この本の中ではいろいろな健康商品は高価だし、効果がないからやめたほうがいいよということを言っているわけです。

 

「じゃあ いったい僕たちは何をすればいいの?」ということで

 

 

 

本当にやるべき3つのこと

 

ということが書かれていました。

 

①良い友達を作ること

②カロリーの「質」にこだわる

③歩く!歩く!歩く!

 

んー シンプル!!

 

まずは

①良い友達を作る

ここでもやはり「科学的な根拠」というところで

アメリカ ブリンガムヤング大学の研究で30万人を対象に7年半追跡調査を行い、友人との関係がいい人は、友人がいない人に比べて全死亡率が50%も下がるということがわかっています。

 

そしてこの中では 寿命を延ばす要素 ランキングが出されています。

 

1.社会との一体感

2.良好な社会関係

3.禁煙

4.禁酒

5.ワクチン接種

6.エクササイズ

7.ダイエット

 

なるほど友人がいることが健康にいいことは分かった

でも友人を作るのが苦手という人はどうすればいい?

「習い事」をするといいよでした。

①合唱

②美術

③創作文芸

 

みんなと同じ行動をとることができるものだったらなんでもOKですよともいっております。

 

②カロリーの「質」にこだわる

 

加工されていない自然食品を食べる

イエール大学の研究チームはこれだけで8割の慢性病を減らせるとのこと

 

でも加工されてないものといってもどの食品がどれくらいなの?という疑問にも回答してくれています。

 

加工レベル1

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生の野菜や肉、魚、カット野菜、ローストナッツなど

 

加工レベル2

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トマト缶、鯖缶、冷凍フルーツなど

 

加工レベル3

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素材に人工甘味料、オイル、着色料、保存料を付け足したもの

加工レベル4

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スナック菓子、冷凍食品、ランチョンミートなど

 

 

 

野菜が多いほど良い(特に葉物野菜)

 

肉と魚は質の良いものを選ぶ(生育環境に大きく影響を受けるため)

 

この3つが最強の食事だと伝えています。

 

 

③ 歩く!歩く!歩く!

WHO2014年28万人分のデータから「週に150分」のウォーキングで運動不足の人と比べて死亡率が11%も下がる。痛みも消える

 

まあまあ なんとなくわかりますね 歩くのが健康によいっていうのは

 

ではどれくらい歩けばどのくらいのメリットがあるの?

 

レベル1

1日 5000歩 「最低ライン」

レベル2

7500歩 「体型維持と睡眠の改善」

レベル3

10000歩 「長生きとメンタルの改善」

レベル4

12500歩~15000歩 「さらなる老化の抑制」

 

という感じになっております。

最近ではアマゾンなどで安いスマートウォッチなども売っていてその中に歩数計もついています。私も以前 yamay スマートウォッチ を購入して使っていますが、歩数計くらいであればこれでも十分かなーと感じています。

 

 

まとめ

 

かなり長く3つに分けて記事にしましたが、根拠(論文)を明確にして、信用できる内容の本でした。

やるべきことを3つにしているというところも非常にわかりやすく、趣味を共有できる友人関係、加工度の低い野菜をたくさんたべる、15000歩を目指して歩く、など非常に具体的に実践しやすいなーと大変ありがたい内容になっています。

まぁ とにもかくにも不必要なサプリや薬にお金を払い続けるというのは体もお金もダメージなのでやはり食品で栄養を取ろうというのは改めて大切なんだなーと思ったわけであります。 野菜(特にほうれん草)をもりもり食べます!

 

 

ではではー!

 

 

 

 

 

 

 

 

.

 

 

 

♯45 服用危険 を読んで <続き2>

前回の続きになります。

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前回の話では

服用危険 飲むと寿命が縮む 薬・サプリ 

【著者 鈴木祐】

を読んでサプリと薬にフォーカスした話になりましたが、続きでは

 

 

決して信じてはいけない6つの健康法 が紹介されています。

 

糖質制限

2014年のトロント大学が発表した大規模論文より質の高い7286人分のデータの分析を行った結果。糖質制限、低脂肪、カロリー制限、高たんぱくダイエット、全11種類を比較 結果は”12か月以降ではどのダイエット法でも同じくらい体重は減る”

糖質制限をさらに過酷にした場合は?(おそらくケトジェニックダイエット)特に変わりなし、ほかのダイエット法と同じように体脂肪が減っていた。

結論は 結局はなにかしらの形でカロリーが減っているから痩せるのだ でした

 

ベジタリアン/マクロビオティック

実際野菜食べてるから身体にはいいでしょう?という意見がありそうですが、著者も”野菜いっぱい食べるから身体にいいことは前提”と話しています。

しかし 肉を食卓から排除することにはメリットはない というのが結論です。

バランスが大切ということでしょう

 

マクロビオティック穀物類や野菜を中心に(玄米菜食)するといものですが、実はビタミン不足になるよという結果でした。特にタンパク質、ビタミンB12、ビタミンD、カルシウムが足りなくなる傾向にある

 

③ココナッツオイル

短鎖脂肪酸を売りにしているココナッツオイルは「脂肪になりにくい」というだけで、ココナッツオイルをのめば痩せるというわけはない

結局は摂取カロリーが減らないとダイエットにはならない ということでした。

 

グルテンフリー食

悪者にされがちなグルテンですが、グルテンが体にいいよという報告も多い、1日75gのグルテンを1か月食べさせ続けた結果中性脂肪がさがり、悪玉コレステロールも下がった。グルテンフリーじゃなくて食物繊維の”フルクタン”が原因かもね。

グルテンフリーためしてだめならフルクタンの原因となる食べ物を除去して様子をみるのはいいかもしれませんね とのこと

 

⑤腰痛治療(一部)

 

⑥癌の代替療法

代替療法「専門医ではない個人によって行われる癌治療」と標準的な癌治療を選んだ人では代替療法を選ぶと死ぬ確率が全体的な死亡率は2.5倍 乳がん2.17倍 肺がん2.17倍 大腸がん4.57倍となったようです。

 

 

 

 

使うと損する健康商品13

 

長くなりそうなので簡単にまとめます。

 

①マウスウォッシュ

口内の良い細菌も死ぬから使わない方がいいですよ、緑茶をのみましょう

②サラダ油

製造過程で加熱による油の酸化がひどいから使うのはやめましょう。多価不飽和脂肪酸の多いオリーブオイルやパーム油、アボカドオイルを使いましょう。

③もの忘れの薬

一時的に効果があったとしてもせいぜい20分くらいなのでお金をだしてまで買わなくてよい。

④甘酒

「飲む点滴」と言われますが、元を見てみればお米を発酵したに過ぎない。森永製菓が定期的に論文(甘酒良いよーみたいな)を出しているが、自社実験でプレスリリースなので科学的な信用度は乏しい。

ローヤルゼリー

研究データが乏しく、「買って飲んだ方がいい」という裏付けの乏しい製品購入すると高価なため、実際緑茶1杯飲んだのとそんなにメリットがない。

⑥青汁

青汁の粉事態に含まれる野菜の量はそんなに多くないので青汁を飲むのであればトマト一個食べたほうがいいのでは(国が進めている1日350gくらいならばこれでOK)

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は口から飲んでも胃酸で溶けてしまうし、分解されたヒアルロン酸は体内に拡散し、関節、肌や目などの狙った部位には届かない。

セサミン

ゴマの健康効果はまだはっきりとわからないもののコレステロール値の変化はなし、高価なセサミンを購入するよりも普通にゴマをたべたほうがいいのでは?0

⑨プラセンタ

プラセンタは豚の胎盤から抽出した成分 研究例事態日本と韓国くらいしか使っている国がない。抽出エキスを気軽に飲むのはおすすめできない。(中身の成分がどんなものかどのように作用するかがはっきりしない。)

⑩栄養ドリンク

前半で話したビタミンB群が含まれている。実際効果を飲むことで効果を感じているのはカフェインやパントテニールアルコールなんじゃないかと

イチョウ葉エキス

認知症統合失調症の方には良い影響がありそう。だが健康な中高年が飲んでも無駄ですよ

⑫グルコサミン/コンドロイチン

2010年にスイス・ベルンで行われた過去のグルコサミン/コンドロイチン研究から質の高い4千人分のデータを調べなおしたところ「まったく効果がない」と一刀両断

⑬磁気治療

科学的根拠まったくなし、実際磁気が効くといっているのは磁気商品を販売するメーカーのみしかも科学的根拠となる論文もメーカーから出されているものである。痛みが軽減したと感じるのはあくまでも脳の思い込み

 

 ざーっと書き出しましたが、ざっくりまとめてみました。

 

 

 

長くなりそうなのでこの辺で

 

続きはまた

 

ではではー 

 

 

♯44 服用危険 を読んで <要約>

本を読んでインプットしたので自分が覚えておくためにも書かせていただきます。

 

服用危険 飲むと寿命が縮む 薬・サプリ 

【著者 鈴木祐】

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読んでみてなるほどというところを端的にまとめていきます。

 

サプリメントの真実

① 医者でさえも薬とサプリの害をわかっていない。

② 薬・サプリメントはみんなが思っているほど効果がない

③ 人の体は薬に対して(特に加齢により)どんどん副作用が出やすくなる。

サプリメントの危険性≫

・医薬品よりも規制が甘い

・医薬品より研究データが少ない

 

飲むと体を壊す7つのサプリ

 

この本の中では”科学的な統計データ”(エビデンス<科学的根拠>)を元に長期にわたり飲み続けると体に悪影響をおよぼすということが”既に分かっている”事柄から7つの危険サプリを挙げています。

 

【飲むとヤバイ7つのサプリ】

① マルチビタミン

② ビタミンC

③ カルシウム

④ ビタミンA/ベータカロチン

⑤ フィッシュオイル

⑥ ビタミンE

⑦ ビタミンB

 

以上7つです。 ボディメイクをする方や美容に関心の高い方であれば必ず服用したことのあるサプリメントが挙げられていました。

 

また、飲むと危険な9つの薬も挙げられています。

 

① NSAIDs

② 筋弛緩薬

③ 抗不安薬/睡眠薬

④ 抗コリン薬

⑤ 強心配糖体

⑥ 血糖値を下げる薬(SU薬)

⑦ H2ブロッカー

⑧ 抗精神病薬

⑨ エストロゲン

 

上記9つが”危険”ということなんですが、わかりにくいとおもうので具体的な薬の名前を一つずつ挙げて紹介しておきます。

① NSAIDs(エヌセイズ)

アスピリン 

イブプロフェン 

インドメタシン

② 筋弛緩薬

メトカルバモール 

・シクロベンザプリン

※1 (検索してみても市販薬がでなかったのでリンクは省きます)

・オキシブチニン ※1

③ 抗不安薬/睡眠薬

・コントール ※1

・セレナミン ※1

④ 抗コリン薬

※この薬については本書中にある(ビアーズリスト)をご覧いただけるといいとおもいます。 はっきりいって抗コリン作用を持つ薬の種類が多すぎて書ききれません。(そういう意味ではいろんな薬に入っていると考えられるので注意)

⑤ 強心配糖体

ジゴキシン

⑥ 血糖値を下げる薬(SU薬)

・クロルプロパミド

・グリブリド

⑦ H2ブロッカー

ガスター10

三井Z胃腸薬

⑧ 抗精神病薬

・セレーネース ※1

ドグマチール ※1

・アビリット ※1

メレリル ※1

⑨ エストロゲン

プレマリン ※1

 

以上の薬になります。市販薬は注意が向きやすいと思います。病院で処方された際には一度上記リストを見直してもらって自分で身を守るということが必要になりそうです。

 

長くなりそうなので続きは次回書きたいと思います。

かなり内容が濃いので掘り下げていくともっと深くなりそうなんですが端的にまとめてみました。

 

まとめ

 

・加齢によってサプリメントや薬の効果は違う(特に年齢が上がると)

マルチビタミン、ビタミンC、カルシウム、ビタミンA/ベータカロチン

 フィッシュオイル、ビタミンE、ビタミンBについては飲み続けると危険

・個人的には市販薬で使用頻度が多そうなNSAIDs系とH2ブロッカーあたりは意識的に避けた方が良さそう。

 

ではではー

 

 

 

 

 

♯43 labdoorの選ぶ質のいいプロテイン5選

サプリメントについてです。今回はlabdoor と呼ばれる第三者評価機関が選ぶプロテインについて話をします。

 

labdoorは2012年に設立されたサプリメントの成分や品質がパッケージ表示と比べて実際どれくらいの量きちんと含まれているのか?というのを調査し、評価を行う機関です。

その背景としてはサプリメント大国アメリカでは科学的根拠のないサプリメントの販売やその表記に満たない成分量でサプリメントを販売する(ある意味詐欺ですね)ということが多々あり、その流れからサプリメントの中身をきちんと調べてパッケージ量入っているのかどうか。というのを公開しています。

 

そのなかから今回はプロテインについてlabdoorが調査した中で品質のいいプロテイン5つを紹介したいと思います。

 

 

 

1位 マッスルファーストグラスフェッドホエイアイソレート

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品質1位はマッスルファーストが出しているグラスフェッドホエイアイソレート

 でした。

 

1スクープ      28グラム

1スクープの値段   1.03ドル

タンパク量      24.7g

タンパク含有量    88.2%

パッケージ用量    2.2kg 

値段は日本円に直すと 7555円(  レートで変動します。)

重金属の問題も クリア

Labdoor 評価 91.3



 

海外のAmazonにありました。値段はドル表記

https://www.amazon.com/Grass-Fed-Whey-Protein-Isolate/dp/B01M2X4KM2

 

 

2位 マイプロテイン インパクトホエイアイソレート

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1スクープ      25グラム

1スクープの値段   0.60ドル (定価から割り出している。) 割引後(0.30ドル)

タンパク量      21.9g (平均=26.4)味によって変わる

タンパク含有量    87.6%

パッケージ用量    2.5kg 

値段はマイプロテインの定価で 8590円(セール状況で割引あり)

セールで安く買えたとしてこの日はブラックフライデーということもあり、

               4295円(50%割引)となりました。

重金属の問題も クリア

 

Labdoor 評価 91.2

 

あくまでブラックフライデー2019年11月29日の割引値段になります。

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3位 マッスルフィーストホエイプロテインアイソレート

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1スクープ      28グラム

1スクープの値段   0.91ドル

タンパク量      24.5g(平均=26.4)味によって変動

タンパク含有量    87.5%

パッケージ用量    2.2kg 

値段は日本円に直すと 7214円(  レートで変動します。)

重金属の問題も クリア

Labdoor 評価 90.0

 

 

アメリカ アマゾンより

https://www.amazon.com/Pure-WPI-Protein-Isolate-Natural/dp/B002QHSH0A/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&qid=1481242835&sr=8-1&keywords=Muscle%2BFeast%2BWhey%2BProtein%2BIsolate&linkCode=sl1&tag=lab02-20&linkId=4d40f10b9999afcd133f4051d557a407&th=1

 

4位 integrated supplements ホエイアイソレートプロテイン

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1スクープ      23グラム

1スクープの値段   1.35ドル

タンパク量      19.2g(平均=26.4)味によって変動

タンパク含有量    83.4%

パッケージ用量    840g 

値段は日本円に直すと 3274円(  レートで変動します。)

重金属の問題も クリア

 Labdoor 評価 89.7

アメリカのアマゾンより

https://www.amazon.com/Integrated-Supplements-Protein-Supplement-Chocolate/dp/B00147ZOO0

 

5位 NOW Foods ホエイプロテインアイソレート

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1スクープ      28グラム

1スクープの値段   2.03ドル

タンパク量      22.1g(平均=26.4)味によって変動

タンパク含有量    78.8%

パッケージ用量    2.2kg 

値段は日本円に直すと 7227円(  レートで変動します。)

重金属の問題も クリア

 Labdoor 評価 86.6

といった内容になりました。

 

iherb (iherb紹介コード KOH6463←使うと10%お得に買えます 初回のみ)

https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-Sports-Whey-Protein-Isolate-Unflavored-5-lbs-2268-g/1160

 

 

 

まとめ

 

基本的にどのプロテインも重金属の問題はクリアしています。

そしてこの5つはすべてwhey protein isolate (ホエイプロテイン アイソレート)簡単に言うとタンパク質含有量の多い、高品質プロテインになります。

その中でも、タンパク質の含有量や重金属(ヒ素、鉛、カドミウムなど)が含まれているのかというのが問題になってきますが、すべてlabdoor基準1.0RPM未満(100万分の1)という風になります。

 

個人的にはマイプロテインのホエイアイソレートの価格が圧倒的に安いので長くトレーニングを行っていくうえで気兼ねなくたくさん飲めるというのは強いかなーと

セール価格2.5kg 4295円で アイソレートが飲めてしまうという

素晴らしい結果になっています。

 

みなさんもどのプロテインを飲んでいいか迷ったらとりあえずマイプロテインで間違いなさそうです。 (おすすめしているのはアイソレートです)

 

 

 

ではではー

 

 

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♯42 ビタミンCについて 

ビタミンCについてです。

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風邪の免疫予防にとかビタミンといえばビタミンCというくらいおなじみである栄養素ですねぇ

別名アスコルビン酸ナトリウムといい、人間の身体の中で作ることのできない栄養素です。

 

そんなビタミンCについて調べてみました。

 

ビタミンCって体にどんな影響があるの?

 

①美容に良い

メラニンの生成を抑制する。しみやそばかすの原因であるメラニンを作る働きをビタミンCが阻害して紫外線から身を守る。

肌をととのえて、毛穴を小さくする。

活性酸素を取り除き、老化を抑制する。

 

 

②免疫系の活性

通常細胞はアポトーシスという自然に細胞が自殺(次々に生まれ変わる)ことをするのですが、年齢を重ねるにつれこの細胞自死(アポトーシス)が正常に行われず、細胞をコピーする際に劣化した細胞となることがあります。このアポトーシスが正常に行われなくなっていくとがん細胞が身体の中に生まれることとなり、身体にとってマイナスの影響がでてくることになります。

そのアポトーシスを正常に行うことをサポートするのがビタミンCだといわれており、身体にとって非常に大事な栄養素という風に言われております。

 

そもそも人間はビタミンCを合成することができない。

 人間以外の動物の中には自分の身体の中でビタミンCを作りだし、身体が酸化しないよう体内で利用している生物もいます。ですが、人間はぶどう糖を主たるエネルギー源としているため、進化の過程上、飢餓を生き残るためにそうなったんではないか?という風に言われております。

 

ビタミンCが体内で不足するとどうなるの?

 一般的には壊血病になるといわれています。壊血病大航海時代などに船乗りの中で栄養の確保が難しいという時に発症したようで症状としては血豆ができたり、その血豆が膨らみ腫瘍になる。体をつなぎとめておくコラーゲンを作り出すことが難しくなり、身体の崩壊が起きたり、血管系にもダメージを及ぼすようでその影響が脳に到達すると神経伝達物質を阻害して、幻覚をみせることもあるようです。

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1日にどれくらいとればいいの?

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引用元:江崎グリコサイト

 

日本人の栄養摂取基準(2015版)をもとに江崎グリコさんが出しているビタミンC摂取量を見てみると

概ね  1日当たり100mg

というところでしょうか。

 

 

それでは本題、天然のビタミンCと人工のビタミンCではどちらがいいの?

 

答えとしてはどちらも同じという結果がでているようです。

化学式上どちらも同じ化学構造式をしているそうでその働きに関してもどうようのようです。

 

この話は余談ですが、この人工で作られるビタミンCは天然も人工も働きが同じなら安く作ることができるし、身体の免疫細胞を守ることができるなら、癌治療にいいんじゃない?ということでメガ ビタミンC療法というライナス ポーリング博士が推奨していた健康法にでてくるんです。

ですが、やはり個人的には必要以上に取ることにどうなんだろうなーとも思っております。(ビタミンCが必要量以上は尿で排出されるんですが)

 

 

 

そもそもビタミンCが活性酸素になってしまうこともあるんじゃない?

ということも言われていたりします。

ビタミンCの真実

 

調べて分かったんですが、どの本やサイトをあさってみても主たる根拠となる論文やデータセットが無く、”取り続けるとどうなるのか”や実際摂取した人がこんな結果が出ました。みたいな論拠となるものがないことに驚きました。

 

なので、実際のところ良い面もあるとはおもうんですが、ビタミンCを過剰に摂取しつづけることはマイナスも多いなーという感じなんですよね

 

個人的にはブロッコリーを食べとけばいいんじゃないかなーと思っております。

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ちなみに大概の論文やデータセットなどでは実際の食品から栄養を摂取した場合には過剰摂取や人体への弊害がほとんど出ないというのがコンセンサスだと思います。

 

上記にまとめたのは 1日のビタミンC量 100mgをブロッコリーで取ろうと思った時のサイズ感です。

ちょうどいい写真が無かったので2枚になりました。

ブロッコリー100g中にビタミンC120mgが含まれるそうです。

 

レーニングをされてる方からすると、やっぱりブロッコリー最高 という感じですね。

 

ちなみになんでブロッコリーをだすかというと人間に必要な幅広い栄養素がある程度いい感じにバランスよく豊富に含まれているのがブロッコリーなんですね。

 

 

 

 

 

まとめ

・ビタミンCのメリットは大きく、美容や肌生成(コラーゲン)にもかかわるので栄養が足らなくなるのはまずそう

・世に取りざたされているビタミンCは免疫系には効きそうではあるが、エビデンスが薄く、必要以上に効果を求めるのはよくなさそう。

・抗酸化作用はあるもののサプリで摂取することのメリットはデメリットにもなりそう。

 

 

という形になりました。

また、ほかにも何かわかれば追加で書いていこうと思います。

 

ではではー

 

 

 

 

 

♯41 海外から見た日本食

日本って長寿国って言われているけど、日本食健康寿命伸ばしているよねーというのは有名ですね。

その中でも海外の人からみた”これ食べてるか”健康なんじゃない?TOP10”がでていたので書いときます。

 

WHOの過去20年の調査の中で健康という項目において、20年連続で1位を取り続けています。

しかも、日本人の活動量(消費エネルギー)はそれほど多いわけではないらしく、アメリカと比べると25%ほど低いんだそうです。

 

そんな改めてすごい日本食を見ていきたいと思います。

 

第一位 みそ

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タンパク質の含有量もよく、癌を防いだり、コレステロールを減らし、免疫システムを向上することもあるんだそうな

大豆なくして日本食は語れないといっても過言ではないほど、日本の食を支えている食材ですね。さらに言えば発酵していることがさらに体に良いとのこと。

 

第二位 刺身

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島国日本という特殊な土地柄の日本だからこそできる料理ですね。日本食が有名になってきた今だからこそ、取り上げられる食文化のひとつとなりました。オメガ3が含まれていることや以前紹介した AGEs も気にしなくていいのでやはり、海外からも注目される日本食になりました。

 

 

第三位 海藻

 

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こちらも海外では食べない食材だとおもいます。低カロリーな上にミネラルを豊富に含んでいる食材です。

ですが、個人的には野菜高騰したときの緊急避難的な野菜という認識が最近強く、とても便利な野菜だなーと感じております。ひじき、わかめ、昆布など乾物として売られているので買いだめしておいて水で戻す、残りは根菜類などを細かくきってサラダにするなどとても便利だなーと思います。

 

 

第四位 納豆

 

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 言うまでもなく日本の伝統食である納豆です。発酵させることによる栄養価の向上はとんでもないもんです。ビタミンDも取ることができどの年代の方にも必要な栄養素を補ってくれる頼もしい食材です。

 

 

第五位 しいたけ

 

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血管系のつまりや血管の強化に寄与するエリタデニンという成分を含む日本のスタンダードなきのこです。ビタミンDも豊富な食材として有名ですね

さらに最近では干し椎茸にするとビタミンDが8倍に増えるということがわかっているありがたい食材であります。

 

第六位 豆腐

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 ここでまたしても大豆食品が入ります。畑のお肉 お豆腐 個人的にはあまりおすすめはしませんが、(というのもPFCのバランス的に脂質が結構多いため)日本を代表する食品ですね。大豆のイソフラボンなどが女性から人気かもしれませんね。

 

第七位 緑茶

 

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以外にも7位に緑茶がくることに驚きました。そもそも発祥は中国というところがあるからでしょうか。それでもEGCG(没食子酸エピガロカテキンガレート)というポリフェノールのなかでも最強といっても過言ではない。スーパーフードのひとつでしょう。気軽に飲みもとして摂取できるところもかなり強いですね。

 

第八位 そば

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GI値が低い食品として摂取されている方も多いかも知れませんね。もちろん食べておいしいので揚げ物を食べるならぜひ大盛りでもこちらを食べてほしいというところではあります。ルチンというポリフェノール成分が血管にいい影響を与えるようで、昔から”細く長く”と縁起をかついで食べられてきた歴史もあります。

 

第九位 枝豆

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 ビールのおともとして食べられることの多い枝豆が第9位となりました。ほとんどの項目にでてくる”大豆”もはや日本は大豆に支えられていますね。

この枝豆意外だったのがオルニチンという成分がしじみの数倍も含まれているそうで、「だからお酒との相性だったのか」と納得させられました。

 

第十位 こんにゃく

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こちらも低カロリーな食材ですね。食物繊維もたくさん含んでいます。ただし、注意していただきたいのはこのこんにゃくに含まれる食物繊維は”不溶性食物繊維”ということなんです。不溶性食物繊維は食べ過ぎると逆に便秘の原因となりますので、適量を食べることがよろしいかとおもいます。

 

と以上10位までを見てきました。

 

 

まとめ

 

・ほとんどの食品は”大豆である”または大豆を発酵した発酵食品

・WHOの調査20年間で1位というとてつもない偉業は食品の栄養素(特にポリフェノール)にありそうである。

・主要なたんぱく質源が”生の魚”という点はAGEsの観点やオメガ3脂肪酸を有している点で他の国と比べ圧倒的

 

 

ということが言えそうであります。

まだまだ、和食を掘り下げていくとこの連続20年間という素晴らしい成果の内側を見れそうな気がしているので今後も少しずつ食品の栄養についても触れていこうかなぁと思っています。

 

ではまたー

 

♯40 レスベラトロール

レスベラトロールの真実について読みました。

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どうして体は老化するのかの話からどのような成分が体の抗老化に役立つ成分であるのかということがたくさん書かれていました。

 

その中でも

そもそもレスベラトロールに焦点が当たるようになったのは2000年に マサチューセッツ工科大学でレオナルド ガレンテさんが加齢を遅延させるサーチュイン遺伝子Sir2を発見したところから非常に注目されるようになったんだとか。

 

その中でSir2遺伝子はNAD ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドを利用する酵母の一種として主に摂取カロリーを少なくするとSir2遺伝子が活性化されるんだそうです。

 

 

見た目に違いがでるのはどうして?

私たちの体には2つの時間が流れている様でして、ひとつは地球的時間とでもいいますか、一日24時間という”暦年齢”という時間 

もうひとつは暦とは関係ない生物的な身体の時間 たとえば同じように成長した赤ちゃんでも10か月で立ち上がる赤ちゃんもいれば12か月で立ち上がる赤ちゃんもいます。

そういった人の成長や老化速度の個人差に対して”生物学的年齢”といった2つの時間の流れがあるのだと言っています。

 

なるほど すごく 納得っすね

 

んでもって読み進めていくと

結局のところ世に出ている長寿遺伝子としての論文の中では類を見ないほど研究論文が多いとされている成分こそが”レスベラトロール”なんだとか

 

研究数多い=信用度高い 

 

と考えていいですよね

 

ふーん じゃあ 飲めばいいのねー

と思ったんですが、注意点が2つありますよーとおっしゃております。

 

レスベラトロールは用量によって効果が違う

簡単に分類すると

中・低用量=サーチュイン活性(加齢遅延)

高用量=ミトコンドリア活性

とわかれるようです。

 

レスベラトロールには分子構造が違う「シス型」「トランス型」がある。

トランス型=紫外線や熱に強い

シス型=熱や紫外線によって不安定になり、酸化しやすい

 

なのでここでは必ず「トランス型」を選びましょう。とのことです。

 

 

じゃあ 1日どれくらいとればいいんですか?

ここでは150mgのレスベラトロールがアンチメタボ効果や老化抑制効果といった一定の効果が研究で示されていますよーと

おっしゃっておりました。

 

一応 iherbにおけるリンクを貼っておきます。

Nowfoods トランスレスベラトロール 1日1錠 200mg 120日分

https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-Natural-Resveratrol-200-mg-120-Veg-Capsules/16093

 

値段と内容を見るとおすすめです。さすがはNowfoods

 

あ ほかにも本書では”赤ワイン”もレスベラトロールや他のポリフェノールが入っているのでお酒飲むなら赤ワインがいいですよとも書いてあります。

 

特に熟成された年代物のワインにはレスベラトロールや他のポリフェノール成分がたくさん入っているんだとか。

 

お酒好きな方には朗報かもしれませんね。

 

あと、メタボの人がレスベラトロールとっても寿命が伸びると書いてあるのには驚きましたね。

レスベラトロールとってカロリー減るから寿命伸びるわけじゃないようなんですね

 

 

 

では 

 

またー!