#78 親切は驚くほど体にいい　要約

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少し前にデイビッド・ハミルトンさんの書いた「親切は驚くほど体にいい」という”幸せホルモンオキシトシン”が体にどのように影響するのかを主に書いた本を読んだのでまとめたいと思います。

「オキシトシン」は主に自分の好きな人やペットなどとスキンシップをとったときなどに脳内で作られるホルモン物質になります。
特にこの本では、このオキシトシンが他人に親切をするときに脳内でたくさん作られ、自分の人生をより良くしますということを伝えています。

他人に親切をすることで得られる効果
•オキシトシンのおかげでストレスが消える
•痛みが消える、その効果は鎮痛剤と同等である

•寿命が長くなる「ストレスが減ることにより、人の寿命を決めているDNA、テロメアを保護する」

多少のストレスは当たり前と割り切る
寿命にダメージを与えるのは長期的なストレス、そのストレスの影響は物事の受け止め方による

周りの人による親切の影響
親切は伝染する「マザーテレサ効果」

ハーバード大学ではマザーテレサが人にいたわりを示しているビデオを学生に見せると唾液中にグロブリンA（病原菌を撃退する）が増えていることがわかった。

このことにより親切を見るだけでも幸せになれる可能性があることがわかった。

親切能は作れる

脳を使うことによりその神経可塑性（使用している神経の強化）が起こります。自分がなりたいと思う行動を増やすことで脳さえも少しずつ変化し、自然と親切ができるようになるんだそうな

人の気持ちに共感しろ

ミラーニューロン
人が何かをしているときにその行動している人と同じ脳内活性が行われる
病院で体が動かない人が健康な人の動きを見るだけで脳内に体を動かしたような筋肉の刺激が伝わり、回復に向かっていく

この他人の心に共感する能力が人間にはもともと備わっている、この本ではその共感力を鍛えなさいと伝えています。

慈悲の瞑想がオススメですよ
仏教の中で取り入れられている瞑想法の1つでとても効果があるとされています。
その効果はリッカート尺度と言われる心の動きを数値化して測定する方法で7週間継続することで大きな効果がはっきりと見られた。

やり方

①リラックスした姿勢で座る