♯79 親切は驚くほど体にいい 要約2
オキシトシンについて学ぶならこの1冊と言うほど有名な本、親切をすることでオキシトシンが分泌される 前回に引き続きまとめていきたいと思います
オキシトシンが分泌されると体内の酸化ストレスレベルが減る
オキシトシンが分泌されると迷走神経の活動が高まりますそれにより炎症性サイトカイン(インターロイキン6)の活動の低下が見られ、また神経からはアセチルコリン(脳の神経伝達物質)が放出される
オキシトシンを増やすための具体的な行動
1 親切をする
2 感動する
3 感情を表に出す
4 マッサージを受ける
5 愛する人と精神的に支え合うスキンシップ
6 ハグをする
7 ペットを撫でる
ベッドを撫でるとオキシトシンの量が2倍になるそうで、他者とつながるあらゆるコミュニケーションがオキシトシンを分泌させる
オキシトシンが増えると血管系のリスクが減るよ
体の中にオキシトシンが増えると血管壁の受容体に一酸化窒素が作られる 簡単に言うと血管のパイプが広がり血流がつまることなく流れることができる。
傷の治りも早くしますよ
オキシトシンの分泌により新しい血管が作られやすくなります。血管の内側をくまなく覆っている薄い細胞膜が活性化し、内皮細胞と呼ぶオキシトシンの受容体が血管の新生を促します。
子育てはオキシトシンの量で決まる
6ヶ月から12ヶ月の赤ちゃんの成長記におけるオキシトシンの影響はかなり大きい、特に前頭前皮質と呼ばれる自制心や行動を制御する脳神経細胞が増えるためオキシトシンがたくさん分泌される赤ちゃんはその後の人生が自己コントロール能力が高まるため人生の苦難も乗り越えやすい
前頭前皮質が発達すると自分をいたわる気持ちや人との絆を感じる力が高まる
とにかく感謝をしなさい
今目の前にあるものに目を向け、ありがとうを言葉にし相手に伝える。1日の終わりに何かしてもらったことを思い出したり小さないいことに目を向けることが大切
日記や感謝の手紙を書くことも良い
自分を慈しむ(慈悲)ことを忘れないで
他人に親切をしなさいと言うのがこの本の大きな内容ですが、同じ位自分を大切にしなさいと言うことも伝えています。
相手を許すこと自分を許す事を常に心がけて下さい
まとめ
オキシトシンが体に与える影響がかなり大きいことがこの本でわかります。以前予約したHELPING CHILDREN の中にも幼少期の遊びが大切ですと言う話が出ましたが、ここでも幼少期における触れ合いが大切ですよということが書かれています。
ぜひこれを読んだ皆さんは相手に親切をする際に自分の体の中でオキシトシンが増えていると意識してみると良いのではないでしょうか(笑)
ではではー