#326 減速して自由に生きる ダウンシフターズ 要約①
継続して月に1、2冊は本を読むことができています。習慣化してしまえば苦もなく続けられています。
今回は高坂勝さん著書の減速して自由に生きるという本を読みました。
大まかに要約をするのであれば
社会の経済システム(消費→働く)からダウンシフト(降りて)自分の好きなことをして生活することはできるよ と言う高坂さんの実践を本にした一冊だと思います。
会社に勤める多くのサラリーマンや会社員に響く考えさせられるミニマム主義の考え方です。
目次
第1章 「豊かさ」のリデザイン
第3章 月が沈む時 旅で得た知恵
第4章 たった6坪飲み屋飲み屋
第5章 暇で繁盛しないのに黒字経営
第6章 「円(カネ)」を設けるのでなく、「縁(ツナガリ)」を設ける
第7章 自給→自信→自立→自由
第8章 システムから降りる
第9章 ダウンシフターズ
第10章 小ささで世界を変える
第1章 「豊かさ」のリデザイン
30歳まで大手の会社で働いていた高坂さんは年収600万円 ですが比較的休みも少なく「自分の人生はこのままでいいのか」と悩みながら生活をしていたそうです。
そこから自分自身の生き方に疑問を持ちお金よりも時間を作るライフスタイルに切り替えたそうです。
その中でも1番やりたかった事は米作り、本を書くこと、ギター弾き語りライブをすることだったとか
働いて出世すること、上へ上へと上り詰めていくことで思い描いていた理想の生活とはかけ離れた不安と時間のなさにとても驚き、ある時の長期休暇での旅行の際に「仕事をやめよう」と思い立ったんだとか、そしてそこから自分1人でのBARの経営をしようと考えます。
第3章 月が沈む時 旅で得た知恵
会社を辞めてから1年間は日本の様々なところに旅行したり、ピースボートと言うNGOが主催する17カ国をめぐる地球1周クルーズに参加したそうです。
そこで感じた事は、無理しなくていいがんばらなくていい、儲けなくていい、経済成長しなくて良いと言った今までの常識とは逆説的な考えが降りてきたことで会社員時代の生き方をやめ新しくお金や地位を追い求める生き方よりも小さくても時間や自分の豊かさを求める生き方にシフトしていったそうです。
まとめ
より少なく、でも豊かに生活をするというのは現代社会のアンチテーゼとも言える考え方です。
多くの人がお金と言う貨幣交換システムに時間と労力を交換して生活をしています。そんなことをしなくても自分で作ることやものを大切にすることなど小さく、お金を使わず自分たちの豊かな時間を守っていく事ができると言う1つの生き方の例として非常に参考になる本だと思います。
ぜひ気になった方は読んでみると良いかと思います、
ではでは